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支援実績

老舗和菓子屋三代目の挑戦に伴走 ~小さな和菓子屋が100人の行列ができる人気店へ~ |㈱和菓子処一茶堂(栗cafeISSADO)

老舗和菓子屋三代目の挑戦に伴走 ~小さな和菓子屋が100人の行列ができる人気店へ~ |㈱和菓子処一茶堂(栗cafeISSADO)_メイン画像

支援企業の概要

代表 田口 哲也 氏 (後継者:田口 温基 氏)
創業 昭和33年
従業員 6名
事業内容 菓子小売業(製造小売)
強み・特長 当地域の銘菓である「栗きんとん」を中心に和菓子の製造小売業を営む老舗和菓子店。 「厳選した素材」と「手作り」にこだわり、創業以来その味を守り続けている。 2022年4月21日、現代表の息子である後継者が店舗横に”栗に特化したカフェ”である「栗cafeISSADO」をオープン。
ホームページ https://issado.jp/
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相談内容・課題など

当社にとって新規顧客獲得の機会であった百貨店や空港での催事、地域イベント等がコロナの影響により軒並み中止となり、道の駅やサービスエリア等での委託販売売上も大幅に減少、2期連続の営業利益マイナスとなっていた。

この状況に危機感を抱いた三代目(後継者当時 29歳)は、かねてより構想していた新規事業 “栗スイーツを販売するカフェ” の具体化に着手。新規事業の立ち上げにあたり、商工会へご相談いただいた。

 

支援内容・活用した支援メニュー

①事業計画策定支援

新規事業立ち上げにあたり、市場環境や競合他社の分析、ターゲット、当社の強みを総合的に分析した上で事業計画・補助事業計画の策定支援を実施。策定した事業計画を用いて「岐阜県アフターコロナ・チャレンジ事業者応援補助金」「地方行政第二創業補助金」を申請し、採択を受ける。

事業計画実行支援

事業計画策定後もブランディング、商品開発、ロゴ作成、価格設定、店舗・看板デザイン、商品写真の撮影、キャッチコピーやストーリー作り等、後継者と常に連携を取り合い、伴走しながら実行支援を実施。

マーケティング支援

新規事業のターゲットと相性が良いInstagramを主軸のマーケティングツールとすることを提案。店舗OPEN前からアカウントを開設し「老舗和菓子屋の三代目の挑戦」という ”人にファンを付ける戦略” を主軸に、アカウントの運用を支援した。結果として半年で7,000人のフォロワーを獲得し、SNSで “バズった“ ことによりテレビ、ラジオ、雑誌、WEBニュース等で数多く取り上げられた。

    

成果・改善効果など

・SNSで “バズった” ことにより、オープンから半年でテレビ出演5本、雑誌掲載多数、その他メディア出演多数。
・アカウント開設半年でInstagramのフォロワー7,000人を突破。
・“三代目の挑戦” を応援するファンを獲得することにより、SNSでは高いエンゲージメントを維持。
・ハイシーズンの土日は朝10時の開店時点で100名以上の行列ができており、平日でも行列ができる集客力を獲得。
・客単価1,000円以上、1人あたり約1分の提供時間で回転する収益構造を構築。
・オンライン販売用に開発した商品「お重の栗きんとんモンブラン」をふるさと納税返礼品として販売。ふるさと納税最大手「ふるさとチョイス」にて、42万点の返礼品の内、総合ランキング全国1位を獲得。
・新規事業により法人の年商規模は半年で倍以上に急成長中。営業利益も大きくプラスに転じている。
・県外から毎日多くの方が当店を訪れることにより、地域の他の飲食店等にも顧客が流入し、「当店のおかげで売上が上がった」という店舗が多数。地域経済にも良い影響を及ぼしている。

 

事業者の声

僕がこの新規事業を始めるにあたって、立ち上げ前からいろいろと相談に乗って頂きました。
担当の指導員さんは、僕の話を一度も否定することなくずっと信じてくれて、その時々でアドバイスをくれました。
「商工会の仕事」としてだけではなく、本当に心から応援してくれることが伝わってきてとても心強かったです。
指導員さんがよく言ってくれる「めっちゃいいじゃないですか!」という言葉で、僕は本当に自信がついてここまでやってこれました。僕にとっての恩人です。当カフェはまだ始まったばかりなので、これからもよろしくお願いします!        (当新規事業担当の後継者様より)

 

 

 

 

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