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省エネ補助金説明会に参加してきました
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おはようございます。先日のスタッフブログで予告した通り、昨日名古屋市で行われた省エネ補助金説明会に参加してきましたのでお知らせしたいと思います。
前置きですが「予想外の事ばかりの説明会」となりました
まずは開始1時間前に到着したにもかかわらず、既に会場入り口には数百メートルの行列が出来ていました。
午前・午後それぞれ800名定員との事でしたが予想以上に参加者が多いようです。
ざっと見て400番目くらいかな?と一緒に参加した会員さんとつけ麺、まつの3人は驚きながらも定員内だろうと安心していました。
しかし会場入り口までたどり着いたのは既に開始時間を過ぎていて「ここからは立ち見となります」と係の方に言われ、さらに次の言葉を聞いて驚きました
なんと午前中の部で会場に入れなかった人が整理券を配られ先に入っていた為、すでに会場内には千人以上が入っていました
運良く入れましたが私たちの後ろの50名ぐらい後ろからは資料もなくなり、会場に入る事も出来す帰る事になっていました。
会場の横、窓際に滑り込みセーフとなりました
これだけでこの補助金の人気が伺えます、先着順の補助金(A類型は)だけに、急いで対応しないと対象外になる可能性もあるようです。
肝心の補助金の内容ですが詳細は委託団体の一般社団法人 環境共創イニシアチブホームページ(クリック)に詳細が記載されていますので併せてご確認ください。
まず、この補助金にはA類型とB類型の2種類があります。
・A類型
2分の1補助で補助金上限1.5億、下限50万円となります。
補助対象機器等(冷蔵庫、空調設備、給湯設備、証明設備など多岐にわたります)の購入費のみが適用となり、最新モデルで一代前のモデルと比較して年平均1%以上の省エネ性能が確認できるもの(証明書発行団体による性能証明書が必要となる為、購入前に販売店を通してメーカーに発行できるかの確認が必要となります)。
予算額は800億程度(AB併せて900億以上の予算があり、B類型は期限を定めて一括査定する為、その金額によって数十億は予算が変動する可能性あり)で、順次採択されていく為、申請が遅いと対象外になる可能性があります。
・B類型
3分の2補助で上限50億、下限100万円。
対象は設計費・設備費・工事費となりますが、厳格に審査される事や、4月15日締切の為申請はかなり難しいと思います。
・注意点
A類型とB類型の同時申請は不可となり、行なった場合は両方落ちる事もあります。
(Bが落ちた後Aに申請するのは問題ありません)
補助決定前に発注してしまうと対象外になります。
この後が最大の問題点になりますが、個人事業主が申請する場合には、「個人事業主は、青色申告者であり、税務代理権限証(税理士が税務署に提出する書類だそうです)の写し又は税理士・会計士等による申告内容が事実と相違ないことの証明(任意様式)を提出出来ること」となっています。
要は税理士が介入していない事業所は対象にならないという事です。
「等」の部分に商工会が含まれるかをきたッフつけ麺がイニシアチブに確認を取りましたが、商工会ではダメとの回答がありました。
「申告内容が事実と相違ないことの証明」これは商工会であれば会員さんがどうなのかは当然分かっている所です。
これでは小規模事業者の多くが使えない補助金となってしまう為、納得する事が出来ず商工会代表である某国会議員さんに直接メールで今回の内容をお伝えしました。
すると先や遅くにお返事をいただきました。
どうも資源エネルギー庁や、外部委託先は商工会や商工会議所の存在や存在意義を理解していないのが最大の問題だったようです。
既に動き出してしまっている補助金の為、今年度での修正は難しいが最善の努力をしていただけるとの事でした。
補助金を作る際に中小企業庁等としっかり協議してくれたら・・・なんて思ってしまいますが決まってしまった事は覆せません。
商工会として対応できるように最大限の努力をしますのでしばらく時間を頂けたらと思います。
詳しい話を知りたい方はお問い合わせください。
以上、長文失礼いたしました。
staffまつ