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河村指導員 日本一に!?
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おはようござます
今日は素晴らしいニュースをお知らせできます
昨日東京で開催された全国商工会職員協議会主催の「経営事例発表大会」で、中津川北商工会の河村指導員が見事最優秀賞となりました
全国連の石澤会長から祝福の言葉を受け照れる河村指導員
(実際にその場にいなかったので想像ですが)
このブログでも岐阜県大会最優秀、中部ブロック大会最優秀のご報告をしていましたが、なんと今回は日本一の報告をする事ができました
事例発表をする事が決まり、準備から練習までずっと見てきたので全国でもいい勝負をするとは思ってましたが、その努力が実って本当に嬉しく思います
そしてこの優勝は、早川写真館さんを始めとした付知GINZA会の皆さん、資料作りや発表方法についてサポートをしてくれた東濃支援室の皆さん、応援してくれた皆さんのおかげだと河村指導員は感謝していました。
最後になりましたが今回の支援事例発表の内容を知りたい方に簡単に説明すると・・・
「小さな町の写真屋さんの挑戦!~プロカメラマンとラジコン空撮~」
支援のきっかけは地域づくり支援からでした。
付知町の商店街を元気にしようと5人の若者が立ち上がり「付知GINZA会」を発足。
花いっぱい運動などを行なった後、今後どうしたら良いかを商工会に相談にきたのがきっかけでした。
そこで地域づくりの勉強会を専門家を招いて数回行い、最終的に彼らは地域を元気にするにはそれぞれの個店が元気にならないといけない事に気づきました。
そこからそれぞれの個店支援が始まりました。
ここから早川写真館さんの支援の紹介になります。
早川写真館の後継者である早川正文さんは、10年来の趣味であるラジコンヘリを使った空撮を行っていたのですが、本格事業化はまだの状態でした。
しかし現状分析を行っていく中で、正文さんの写真の技術とラジコンヘリの操作技術が一級であることに着目し、本格事業化を目指す為に事業計画作成を行うことにしました。
専門家の先生からの「他のラジコン空撮はプロカメラマンが行っていない、プロカメラマンが行う空撮は新規性があるので経営革新計画承認申請まで行っちゃいましょう!」との後押しをいただき、早川さんと河村指導員の挑戦が始まりました。
他社に比べての優位性や安全面等の問題への対応などで見事「経営革新計画 岐阜県知事の承認」をいただき、順調に進みだしたのですが新たな問題が発生するなどすんなりいった訳ではありません。
しかし早川さんと河村指導員が常に密着型支援を行い、PDCAサイクル(PLAN実行・DO実行・CHECK評価・ACTION改善)を常に回していた為に迅速な対応が可能だったのです。
そしてGINZA会の他の事業所さんの支援も行いながら、地域づくり支援も一緒に行い国(にぎわい補助金事業)や県(まんぷくジャーニー等)、市(花いっぱい運動等)、自主事業(付GINZAマルシェの開催等)やえなか事業へ参加する事で地域の皆さんのGINZA会の取組みへの理解も深まり、地域全体が盛り上がっていきました。
最初は地域の発展には個店の発展がかかせないとスタートした支援ですが、個店の発展には地域の発展がかかせない、地域と個店の両者は密接につながっている事に気づきました。
「これからも商工会職員として地域の側面、個店の側面の両面から支援をしていきたい」
ここで発表は締めくくられています。
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